ワンダーフェスティバル2017冬

TVアニメ『TIGER&BUNNY』19話より虎の遊具を作りました。
作品名としては『虎徹のニューマシン』です。
黄色のカラーレジンを使用したキット販売でした。


2016夏ワンフェスで出した『HERO's BAR チェアセット』も再販しました。
Pinkyの販売も予定していたのですが、予備申請の段階で許諾頂けませんでした。

夏に販売したPinkyの展示は申請していたので、テーブル上は賑やかでしたが売り物は2点のみでした。

虎徹のニューマシン

またもや版権申請許諾もらえるのか微妙な物を作ってしまいました。
設定資料集にしっかり載っていたので造形はしやすかったです。


こういう遊具の実物は表面が絨毯のような毛足の長い布ですので、 それらしく見せるためにざらついた仕上げになっています。
そのためにウッドフォルモを使いました。乾いた後に継ぎ足すと段差が出来るわけですが、 段差を消すためにヤスリをかけるとウッドフォルモのざらつきが無くなってしまうという問題がありました。
最終的には従来のパテを併用して形を作り、溶きパテを塗って生乾きのうちにブラシで表面を荒らして表現しました。


かなりレジンを使いました。缶コーヒーぐらいの大きさのものが全部レジンというイメージです。
レジンはキャストナーリキッドNEOで着色しました。仕様通りの分量を加えると黄色とオレンジの中間ぐらいの濃い色となったので、 調整のために2~3回試行が必要でした。

また、キャストナーリキッドNEOはかなりどろっとしたものなので、攪拌不足が起きたり、 紙カップの使いまわしをして底に残っているのに気づかず、次のレジンを足すと硬化不良を起こすという問題もありました。
硬化不良の原因がわかるまで、レジンを結構無駄にしました。


虎の模様のガイドとなるように、アルミテープを切って張り付けました。
それに合わせてマスキングしてもいいし、直接筆塗りでもうまい人なら塗装できるでしょう。
展示見本はマスキングした部分としないで描いた部分とがあります。少しマスキングに持っていかれたところもあるのですが、 マジックで補修してプレミアムトップコートを吹いたらうまくなじんで補修個所はわからなくなりました。
全部マジックで塗っても案外問題ないかもしれません。

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